お客様との対応(1)

水商売の心得帖

1)お客様の名前は、一度で覚えること。一度覚えたら、3年間は忘れぬこと。
覚える工夫としては、
a.繰返し名前を言いながら話すこと。
b.さりげなく名刺を頂くこと。
c.覚えるまで名刺をしまわないこと。
d.役職名を間違えぬこと。

ホステスの心得帳

顧客管理(CRM)として、基本中の基本で飲食店などのサービス業で、当たり前なこと。
名物ママ・旅館の女将が【今までのお客様の名前や会社名全部覚えてる】みたいにメディアなどに取り上げられてるのを観ますが、特殊能力を持っている方も中にはいますが、コツもありますし、努力のひとつです。
・初見のときに、何度も名前を言いながら話す。
・あだ名をつけたり、似ているタレントを想像したり。
・閉店後、帰宅後、出勤後に、必ず目を通し、読み上げる。
・名刺にメモを残す。
など、覚えるまで何度も繰り返す。

ですが、現在はデジタル社会。
デジタルは簡単に記録することができるので、文化の利器を有効的に使うこと。
だたし、デジタル化は簡単に記録はできますが、記憶に中々残らない。

文明の利器を有効的に使う方法

  1. 名刺をもらう
  2. 趣味・嗜好(好きなお酒、タバコの銘柄)を聞く
  3. ボトルを入れてもらう(ボトルネックが映るように写真とる)
  4. できればお客様との写真を取る

名刺を名刺スキャンアプリで読み込み、アドレス帳のメモに趣味・嗜好、ボトルネックの名前などを入力。写真を取ることができれば、アドレス帳のアイコンに顔写真を登録させる。

役職や会社が変わったり、キープボトルが変わったりすることがあるからアドレス帳は常に更新すること。

デジタルに頼りながらも、お名前をいいながら話したり、あだ名をつけたりするアナログなことは続けること。

一番のコツは、そのお客様に興味を持つと、いろんなことが知りたくなると思います。