お客様との対応(8)

水商売の心得帖

お客様とお客様の関係を間違えぬこと。間違えたら、詫びても済まぬ場合が多い。信頼を築くのには時間がかかるが、怒らせるのは一瞬である。

ホステスの心得帖

いろいろな業種やジャンルのお客様と接するホステスさん、新地や銀座などは、全国各地からお客様が来て対応しなくてはいけません。ときには、競合会社同士が担当だったりします。

夜のお店では会ってはイケない同士のお客様がバッティングしてしまうことがよくあります。
普通の飲食店じゃありえない話しですね。

特にクラブという場所は、接待で使われることが多いです。

例えば、Aというメーカーのお偉いさんと卸先の▲さんのお偉いさん。Bというメーカーのお偉いさんと先ほどの▲さんという卸先のお偉いさん。
AとBは競合のライバル同士で敵対心むき出しです。
卸先の▲のお偉いさんは、 AとBとも取引しています。

もうこの時点で気まずい関係ですが、AとBのお偉いさんはあなたが担当しています。
同業の競合を担当しているあなたは、いろいろ気をつけで接客しなくてはいけませんね。

こんなことが夜のお店ではよくあります。
店内ですれ違わないようにするとか。指名かぶりがバレないようにするとか。

田舎のキャバクラやクラブでもかなり多いです。
建築、不動産、医師など良好な関係者もいれば、一触即発な関係も。。。これが経営者や一般人ならまだしも、ヤカラだったらと考えると。。。背筋も氷ますwww

ただ逆もあります。関係会社を引き合わせたり、紹介したりと。

そのことで両者のビジネスがうまくいくと、とんでもない売上が舞い降りて来ます!
更には、貸し切りや忘年会。接待ならこの店!この子!

下手すりゃ、お店も持たせてもらえるほどです。
BIGプロジェクトの本当の立役者がホステスさんってことも実際あります(笑)

どんなビジネスでも同じですが、信頼関係を築き信用される”人”になりましょう。