キャバクラの「厚生費」の正体。そのからくり

キャバクラの厚生費って
厚生費ってなんですか?

キャバクラで働いている方なら知っていると思いますが、給与から引かれる「厚生費」。
この厚生費についてご説明致します。

夜の店の厚生費の正体とはいったい。。。

当たり前のように引かれている【厚生費】。なんのお金かわからないけど「お店で決まっているからしょうがない」って思っていませんか?

この厚生費は簡単にいうと、お店に払う【会費】みたいなものです。

1出勤につき○○円、給与の○○%って引かれる場合もあれば、条件付きで引かれる金額が異なるお店もありますが、結果としてお給料から天引きされています。

国に収めるためのお金ではなく、雑収入として、お店が徴収しているのが【厚生費】です。

基本的には女の子との雇用契約はなく、キャストやホステスとしての業務委託ということで、お店の光熱費や消耗品・雑費などを女の子の報酬の中から負担していることが多いです。

ここからが厚生費のからくりです。

1出勤固定の場合、出勤日数×〇〇円になります。
例えば、週4勤務で厚生費は1,000円/1日だとします。
月間16日×1,000円=16,000円

厚生費そんなに使ってねーよ!

16,000円も電気ガス水道、トイレットペーパー使ってねーよ!って、突っ込みたくなります。
普段生活で節約している子からしたら、たったの数時間で、16,000円。

問題なのが、○○%の場合ですが

上と同じ出勤日数の16日間とします。厚生費10%としましょう。

時給4,000円×5時間勤務の16日出勤=320,000円です。
320,000円から10%引くと

なんと厚生費32,000円!!固定の倍!!

さらにここには、売上バックが含まれていないため、売上バック金額から10%も徴収されちゃうってことです。

さらに、売上のない新人ちゃんと同じ時間働いて、お店に貢献しているはずなのに、新人ちゃんの方が引かれる厚生費が少ない。。。って不満にも繋がります。

よくある話しですが、時給(体入時給も含め)が高いお店は結果引かれる金額も高いんです。

ただ言われた金額を払うのではなく時給交渉の際、この厚生費も交渉してみてはいかがですか?
このからくりを知っていれば、お店との交渉にも役立ちます。

さらに、払ってしまった厚生費は、しっかりと確定申告で取り戻しましょう♪経費として認められます!
確定申告の記事はこちら

厚生費のからくりでした。