リスト=付け回し
その仕事は、キャストの成績やお客様満足度、さらにはお店の売り上げに直結している。黒服の仕事の中でも最もやりがいがある。
人気のある子、ない子、入ったばかりの新人からベテランまでいる商品から、お客様がお帰りになるまでのストーリーを作る大事な仕事です。
お客様の立場にたち、楽しい時間を提供しながらも、まだ入ったばかりの成績がない子をどう付けるか。
当たり前だが、ナンバー入りの子をパターン別につければ、それなりの結果はでる。でも、ナンバー入りの子は、ナンバー入りするほど人気だ。さらに人気が出ない子にもチャンスを与えなくては意味ない。
まずは、お客様の立場に立って、どんな子が好みか。来店動機は?を一瞬にして判断する。
フロントが情報を得ていれば、フロントか情報を聞く。
フロントから情報を得れない場合、入店した時の会話や身なり、年齢を見る。
来店動機を必ず見極める❗️
なぜならば、接待利用なのか。それともプライベートなのか。それだけでも付け回しの手が変わってくる。
- 接待利用かプライベートか
- 接待ならどのお客様がゲストなのか
- プライベートなら上下関係
- お金を払いそうな人
などを、一瞬にして見極める。お客様の年齢は出勤キャストによるが、後でいくらでも調整できる。
上のように、まずはお客様の立場で付け回しを考えること。
次に、誰に指名を取らせたいか、誰がとれるか。
人気がある子は、力があるが時間がない。この時間も接客時間を削ればいくらでも時間は作れるが満足度の低下につながる。一瞬は延長で売上が上がるものの満足度が減れば、来店頻度が低下か来店しなくなる。
ちょっと話はそれるが、例えば、No.1の子が売り上げ300万、No.2が200万、No.3が100万、それ以下8人が50万として、合計1000万の売上があるとします。ナンバーの子にお客様付けても、パンクする可能性もある。また売上構成(例えば1位と2位の差が離れすぎ)が歪なほど崖っぷちな運営になります。※詳しくは、付け回し2で
前月・前年対比で、売上や指名数をあげるには、底上げが必須になる。なぜならば、以下8名は待機にいる可能性が高い。また、ナンバーの子が1人でも退店すれば、ごっそり売上が落ちる可能性もある。
ただし、4位以下の子は何か指名の取れない理由が必ずある。※ここもまた別で。
ここで、付け回しの腕の見せ所となる。
出勤してるキャストの中で、成績が一番低い子に場内が入ったら大当たり。席につける順番や付け方にも工夫する必要がある。
場内が全てではないが、目にみれる結果としては、お客様からのアクションは次の展開が楽になる。
また、延長取りや抜きもの担当がいるならば、タイミングで付ければよい。
付け回しは、お店の評価や売上などに影響してしうほど重要なポジションでやりがいがある。だが、正解がないのも付け回し。強いて言うなら、お客様の立場をまずは考えることが重要だ!