前回【キャバクラ ホール編】でもあげましたが、実践編となります。
飲食店では基本的な業務としてホール業務がありますね。
ホール業務とは、ウェイター、ウェイトレスなどのオーダーを運ぶ仕事がメインとなります。
入社したら、まずはホール業務に就くとおもいますが、ホール業務基本中の基本となります。キャバクラではお客様を女の子がおもてなしし、楽しんでいただく場です。
その女の子がなにも気にせずに接客できる環境を整える必要があります。
どんな綺麗な女の子がいようが、接客のベテランがいようが、テーブルまわりが汚かったり、灰皿やアイスなどの交換が不十分では、接客に集中することができません。
お店の評価も下がってしまいます。
物を運ぶという仕事は誰でもできますが、物を運ぶという考えかたでは運び屋です。
基本的な業務内容から、上を目指すホール業務のコツをお教え致します。
基本的なホール業務
まずは、灰皿やアイス交換、オーダーの提供をします。
灰皿は1本交換のお店が結構多いと思いますが、なぜ一本交換をするのか?
それは【綺麗な灰皿でタバコを吸ってもらいたい】ただそれだけです。
※僕なんかは、美人さんを目の前にしたら緊張して、60分で4〜5本のタバコを吸っちゃいます。
綺麗な環境の提供です。
最近電子タバコの方も多いのですが、交換のマナーとしては、使用済み灰皿に未使用の灰皿で蓋をして交換します。わかると思いますが、灰が撒き散らないようにするためです。
アイス交換ですが、お店によって違います。
製氷機で作られるキューブアイスとロックアイスで若干変わります。
製氷機で作られるキューブは、電気、水代だけの無限アイスの為、バシバシ交換しましょう。
アイスペールの半分以下になれば交換のタイミングと思って良いと思います。
ロックアイスはクラブやキャバクラのVIPなどで使われることが多く、ロックアイスは別料金っていうお店もあると思います。こちらは原価がかかってますので、残り2割を切ったら交換のタイミングです。
ただし、灰皿もアイス交換もタイミンが大事になります。
黒服は黒子の役割ですので見えないていですが、人が近づいてくると気になります。
お客様「そろそろ時間かな??」
女の子「抜かれるのかな??」
など、一瞬会話が止まったりしてします。
また、アイス交換も延長確認のタイミングで交換するのは、2度手間です。有料のロックアイスならなおさら、延長後に変えるべきですね。
【キャバクラ ホール編】でもお話しましたが、ホールスタッフであっても時間管理をしっかりと行うことが大事です。
また、1way 3 job(ワンウェイスリージョブ)を心がけましょう。
1つの動作で3つの仕事をこなすことです。
例えば、お客様がトイレに行きました。おしぼりを持っていく前にテーブルの確認を行います。その際テーブルのアイスも減って、灰皿も何個か重なっているのであれば、アイス・灰皿交換、おしぼりという流れです。
動作的にも1回で済みますし、先程の黒子として目立ちません。
混雑していて、活気ある雰囲気と、従業員がバタバタ走り回っている活気とは別物です。
スマートなホール業務を心がけましょう。
最後に
無駄にならない2手、3手先を読んで行動すること。
テーブルを見るのではなく、テーブルを耳で聞きましょう。(会話も聞く)
テーブルまわりは見れば誰でもわかりますが、聞くことにより、オーダ、タバコやトイレなどの情報が行動よりも先に入るため事前に先回りできます。
オーダーが入りそうなら、メニューを持っておく。メニューを持って歩いても無駄になりません。
先を読めるホールスタッフは、そのうち役職がつくでしょう。